【悩み相談】私は『強迫性障害』では?!

戸締まりや火の元が気になる。家に戻ることも。そんな私は『強迫性障害』なのでしょうか?

 

ACカウンセリング京都【心の相談室】吉野リョータです。

カウンセリング相談窓口に寄せられたお便り(一部抜粋)を掲載します。

1年ほど前から火元や水道が気になります。

外出時に駅へ向かうのに2/3ほど歩いて火元が気になって家に戻ることが数回あり、なんとなく調べてみたところこの病名(強迫性障害)を目にしました。

家に戻るまではしなくとも、その少し前から、コンセントを抜いたかや、元栓を閉めたかどうかが気になり、出先で不安が常に何処かにあるという感じで心が上の空になってしまいます。

出かける前に何十回と確認したり、生活に支障を来たす程ではありません。

部屋を出る前に気になる箇所を見て回り、鍵を閉めてエレベーターに乗る前にもう一度戻る程度です。

それでも不安になることがあります。この程度の不安感は普通なのでしょうか?

今後もっと不安に襲われるようになり、支障をきたさないか心配です。
(Uさん:20代女性)

どの程度から『強迫性障害』となってしまうのか?

Uさんご相談ありがとうございます。
強迫性障害ではないか、とのこと。きっと自分で判断できずに悩まれておられるんじゃないかな、と感じながら拝読させていただきました。
思い切ってお便りいただけたことに感謝しています。

文中のご質問にもありましたが「この程度の不安感は普通なのかどうか」ということについて、きっとご心配だと思いますので、私が拝読した限りでの感想をお伝えしますね。
(ただし、何事も直接お話をお伺いして解答する方がより精度が高く、Uさんにお役に立てる情報がお届けできると考えています。私が書いたことだけを鵜呑みにせず、納得行くまでご検討いただけるのがベストだと考えていることをあらかじめお伝えしておきます)

 

「気になる」と「強迫性障害」との境界線

お便りを読ませていただいた限りでは、確かに気になるご様子は感じられますが、たちまちそれが問題行動で、すぐにメンタルケアが必要な訳ではないようにも感じています。
平たく言うと「強迫性障害というよりも、人より少し気になりがちなタイプ」という状況なのかな、と。

もちろんご本人のストレスの大きさ度合いによってはカウンセリング等のメンタル的なケアを選択されることもあってよいとは思います。
ただ、今はそれよりも「玄関付近に気になってしまうリストを貼るなどして、出かける前にリストを見ながら指さし確認して出かける」

などの対処法である程度の問題解決が図れるのではないかな、と私は考えています。

お便りにもお書きいただいた通り「出かける前に何十回も確認」したり「確認したはずなのに出掛けた後に戻ることが常識のようになってしまった」という場合は、少し心配だと感じます。
もしそういう状況になった場合はご遠慮無くご相談いただければ、と考えています。

 

気になる自分ごと全部許してしまおう

私の個人的な見解としては「気になってしまう」というのは決して悪いことではない、と考えています。自分の生活を守るための意識がしっかりしている証拠である、とも言い換えることができるからです。(もちろんお辛い想いをされておられるかもしれないので、状況によっては私の見解は変わりますが)

「うん。ちゃんと締めてきた。私ってすごい気のつく人だ〜\(^o^)/」
と思えたら、それで更に自分のことが許せて好きになっていく方向にも向けられる可能性の高い状況です。
もし上記のように自分を許す方向に受け止められるなら、
「気になってしまう自分」を「よく気がつく自分」と置き換えて、そんな自分を全部認めて許してしまうことをお勧めします。

 

周囲から怖がらせ続けられてこなかったか?

ただ、そう言われても納得できない場合もあるかも知れません。

それは「ちゃんと戸締まりしたか、火の元やコンセント等は大丈夫か」と気になってしまうことを、心のどこかで「こんな風に考えてしまう自分はダメだ。異常だ。弱い証拠だ」のようにご判断されている場合です。

気になること(心配ごと)の奥底に「自分はダメだ」という思いがあるとき。
場合によっては、楽観的な判断や態度を子供の頃から許されてこなかった状況が背景にあるかも知れず、常に安心できない状況にいた場合は、そこからの解放が必要となるかも知れません。

常に親や周囲の存在から「怖い」「危ない」「(人やモノを)信じちゃダメ」と脅され続けてこなかったでしょうか?
「あなたはいつも失敗する」「あなたは人より劣ってる」「いつもうっかりミスをする」などと、ときどきやってしまうミスを「いつも」「しょっちゅう」「常に」などと叱られ続けてこなかったでしょうか?(気になる方はアダルトチルドレンチェックリストのページをご参照ください)

そのような場合は、メンタル的な開放(いつもじゃない。自分はそんなにひどくない。大きなミスはしないように注意深く生きている、と思えるようになるまで向き合う)必要があるかも知れません。

育ってこられた状況や環境にも影響する可能性があるので、もし気になる場合はカウンセリングを受けられることをお勧めします。

 

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2017年8月12日追記

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