夏休みの過ごし方で、2学期から再登校できるかどうかが決まる
不登校克服カウンセリング京都の奥野です。
もうすぐ学校は夏休みですね。
今年の夏休みは新型コロナウイルスの影響で、
全国的に期間を短縮する学校がほとんどと言われています。
そんな中、夏休みを境に
不登校になってしまう児童生徒は増えていくことが予想されます。
この記事では
・今年の夏休みの短縮で、子どもはどんな影響を受けるの?
・子どもが2学期から再登校するために、今から出来ることは?
そんなお悩みにお答えします。
コロナ禍で短い今年の夏休み・・・
コロナウイルスによる、3月からの学校休校を受けて、
今年の夏期長期休暇を短縮し、
学習時間を確保する小学校・中学校は
全国で9割以上と言われています。
夏休みの短縮期間としては、
16日間がもっとも多く、
最短は小中学校が9日間、高校が4日間しかない学校もあります。
【参考記事】毎日新聞記事「大阪の小中学校は夏休み16日、冬休み10日に短縮案 府教委がモデル通知」
【参考記事】文部科学省「夏休みの短縮は公立学校95%、最多は16日、最短4日」
それだけではなく、
学校によっては7時間授業が実施されたり
プールの授業や行事が中止されてしまった所も
少なくありません。
「いつもと違う」学校で過ごす子どもたちにとって、
今年はより多くのストレスを受けやすい年
であると言えます。
休校明けから「学校に行きたくない」という子どもが増えている
そんな中、6月の休校明けから
不登校ぎみになってしまう、そんなご相談が増えています。
新型コロナウイルスの影響で、
3月から学校が休校になり、自宅で過ごす体験をしたことで、
「学校に行きたくない」
「外に出るのが怖い」
という気持ちが強くなってしまった子が、
週に1回、数日間に1回、2日に1回・・・
と、少しずつ学校を欠席するようになる
という傾向がみられています。
ご相談に来られる方の中にも、
「全く行けなくなった訳ではないんだけど、
ちょくちょく学校を休むようになってしまって…」
というケースが徐々に増えてきています。
夏休み明けが「きっかけ」となる
夏休みなどの長期休暇明けは、
不登校の子にとって
「学校に行けるようになるきっかけ」
となる場合があります。
しかし逆に(今年の夏休みは特に)
何もせず、ただなんとなく過ごしてしまうと、
長期休暇明けが
「学校に行けなくなるきっかけ」
になってしまうこともあるのです。
今年の夏は、夏休みが終わったとしても
これまでとは異なる「未知の体験」が
しばらく続いていくことが予想されます。
本当はそのことで溜まっていく疲れを、
長期休みで解消させてあげたいところ・・・。
ですが、そう上手くはいかないのが現状です。
6月に休校が明けてから、
不安やストレスの多い中頑張ってきたお子さんが、
夏休みをきっかけに緊張の糸が切れ、
学校に行けなくなってしまう子が増えるのではないか・・・
と私は危惧しています。
夏休みには心のケアを
本体、不登校ぎみになってしまった子も、
夏休みにしっかりと、お子さんの心のケアを行うことで
2学期の区切りのいいタイミングから
再登校できるようになったケースは多いです。
しかし、このまま夏休み中にご家庭で
お子さんの心が正しくケアされず、なんとなく過ごしてしまうと、
夏休み明けをきっかけに
2学期から学校に行けなくなってしまうかもしれません・・・。
そうならないために。
①夏休み前に、ご相談していただき
②夏休み中にお子さんとの関わり方を実践し
③夏休み後に登校できるようになる
というステップを踏んでいただく必要があります。
夏休み明けも、
またお子さんが安心して
登校できるようになるために・・・
そんな未来のために、
今、行動してみませんか?
【関連記事】不登校克服カウンセリング京都「不登校克服を本気で目指すなら」
一緒に不登校を乗り越えませんか
今ご家庭の中にうまくいっていないことがある
ということをお子さんが知らせてくれているサインです。
・お母さん自身のこと
・子育てのこと
・ご夫婦のこと
一人でなんとか頑張っているけれど
ほんとうは気になっていることはありませんか?
これを機にそれらを見直して
家族のみんながより幸せになれる、
そんな新しい生き方を一緒に目指して見ませんか?
不登校克服カウンセリングは
そんなあなたを全力で応援します。