【不登校カウンセリング事例】100点の自分でないとダメ

「完璧な自分でないと認められない」
「どれだけ頑張っても、自分はだめなんじゃないかと感じてしまう」

そんなお悩みにお答えします。

当記事を読めば
・「自分に満足できない人に起こること」
・「完璧になれない自分の許し方」がわかります。

小学校3年生のAちゃんの話

僕が小学校で働いていた時の事例を紹介します。

Aちゃんは小学3年生の女の子です。

Aちゃんには口ぐせがあり
「将来私は医者か弁護士になるの!」
と、いつも力強く話してくれました。

 

確かにAちゃんは優秀でした。

勉強ができ、学級委員に立候補してみんなから

頼られるクラスの見本でした。

だから当時の僕は、

Aちゃんの口ぐせの本当の意味を分かってあげられませんでした。

 

少しずつ学校に来れなくなってしまう

Aちゃんは2学期から
休みがちになりました。

お母さんに事情を聞くと
「家でも暴れて手に負えない。」とのこと。

 

どうしたのだろうとAちゃんの机の中を整理していると、

引き出しの中から大量のテストが出てきました。

いつも、整理整頓ができていた
Aちゃんでしたので、僕はとても驚きました。

 

98点のテストが意味すること

点数をみると、

どれも96点や98点のものばかりでした。

お母さんにそのことをお伝えすると、その原因が分かりました。

 

実は弁護士である父から

「お前は100点をとるのが当たり前」

「勉強もスポーツも、全て完璧でなければ価値がない。」

と言われていたそうです。

 

98点のテストだと、

「この2点はどこにいった!?」

と父の機嫌によって、厳しく叱責されたようでした。

 

だからAちゃんは、

100点じゃないテストを

机の中に入れることしかできなかったのです。

 

お父さんに認めてほしかったから

Aちゃんはお父さんに認めてもらうために

•優秀でいようとあり続け

•結果ばかり求め続けて

自分の限界まで無理をしてしまっていたのです。

 

「将来は医者か弁護士になる!」という夢も、

お父さんから常々言われてきた言葉でした。

 

Aちゃんはお父さんの期待に応えようと

必死で頑張ってきたのです。

 

「完璧な自分でないと認められない」と思っていると…

Aちゃんのように、

「完璧な自分でないと認められない」
「失敗は許されない」

と思ってしまう人には、
そう思ってしまった背景があることが多いです。

例えば

・常に親や周囲から期待されていた
・できることが当たり前と思われていた
・失敗は認められずに育ってきた

このような経験のある人は

何かの小さな失敗や挫折をきっかけに、
強い挫折感を感じてしまい、ふさぎ込んでしまう

というケースも多く存在します。

今回紹介した、Aちゃんもまさにそのケースでした。

 

不登校や引きこもりを引き起こしてしまうことも

小学3年生のAちゃんのように、

引きこもりや不登校の背景にはこういった

過度な教育やコントロール

が隠れている事例が数多くあります。

 

親御さんや周りの人に

「常に100点満点な自分」を求められてしまうと、

「そのままの自分では愛されない。」

「頑張れない自分は周りの人を悲しませてしまう。」

と思い込んでしまい、

自分を守るために、Aちゃんのように暴れたり、

逆に自分自身を受け入れられずに、

不登校や引きこもりとして、問題が表面化してしまうこともあります。

親御さんや周りの人にしてみれば、

「そんなつもりで言ったわけじゃないのに…」

「子どものためを思って(心配して)言っただけなのに…」

と思われるかもしれません。

 

そのお気持ちはとてもわかります。

しかし、これまでのケースを見てきて思うことは、

子どもは(結構カンタンに)

「自分は受け入れてもらえない」と感じてしまいがちなのです。

 

それはなぜか。

 

多くの場合お子さんは

「お母さんやお父さんの笑顔が見たい!
愛されたい!認められたい!期待に応えたい!」

と思っています。

お子さんにとって親御さんは、

それほど大切で、絶対的な存在です。

 

でもそれが出来ない、と感じてしまったとき、

親御さんの期待に沿えない自分自身を責めてしまいます。

 

「そのままの自分では愛されない。」
「頑張れない自分は周りの人を悲しませてしまう。」

そんな思いを人知れず抱えたまま、

苦しんでいるのかもしれません。

 

そんな思いを抱えて苦しんでいるのなら。

一刻も早くその心の傷に気づいてあげたい。

 

その苦しみを手放す手助けがしたいと思います。

 

ありのままの自分を許す

「100点満点の自分でないと愛されない」と思ってしまう人は、

「ありのままの自分を受け入れる」ということが必要です。

「完璧になれない自分でもいい。」

「失敗しても自分は愛される。」

そう心から信じることが出来たとき、

初めてそのままの自分を受け入れられるのです。

 

 

しかし、自分ひとりで意識を変えていくことは

そう簡単ではありません。

 

僕自身、薬物依存の両親の元で育ち

昔は自分のことを「自分は愛されない」と感じて生きてきました。

そんな僕の人生を変えてくれたもの、それは

自分のことを自分以上に信じてくれる存在との出会いでした。

僕の師匠であるカウンセラーの先生は

僕のことを僕以上に信じてくれた初めての存在でした。

 

「あなたはそのままのあなたで十分素敵なんだ」

そう伝え続けてくれる存在があったからこそ、

今の僕があります。

 

「ありのままの自分を受け入れられない」という思い。

それはしこりのように、長年にわたりご自分の脳内に

染み付いてきたものかもしれません。

 

あなたにとって「自分のことを自分以上に信じてくれる存在」との出会いは、

きっともうすぐです。

 

この記事のまとめ

 

・完璧を求めてしまう背景には、過度な教育やコントロールの可能性がある。
・ありのままの自分を認められずに、不登校や引きこもりを引き起こすこともある。
・完璧でない自分を許し、ありのままの自分を受け入れることが大切。

 

一緒に不登校を乗り越えませんか

不登校というのは問題ではなくて、
今ご家庭の中にうまくいっていないことがある
ということをお子さんが知らせてくれているサインです。

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