毎日人の4倍の成果を出し続ける方法【パレートの法則を悪用】
「パレートの法則」というのをご存知でしょうか?
別名「80対20の法則」と言われるもので、例えばこんな風に使われます
売上の8割は、上位2割の商品で作られている
売上の8割は、上位2割の販売員が売っている
結果の8割は、2割の事前準備で左右される
世界の富の9割は、1割の富裕層が独占している
などの考え方です。(最後のは9:1ですけど)
このパレートの法則について、
アダルトチルドレンが結構苦手とする考え方を解説しながら
誰でも毎日4倍(400%)の成果を挙げ続けることができる方法について、独自の視点で紹介していこうと思ってます。
(タイトルに「悪用」とか書いていますが、結構マジメな考え方だったりします)
アダルトチルドレンにはパレートの法則をうまく使いこなせない人が多い?
アダルトチルドレン克服カウンセリングに来られる約8割の方が
「仕事がうまく(スピーディに)こなせない」
「会社の人から「遅い」といつも怒られて自信が持てない」
という悩みを持たれています。
実は、仕事の効率を4倍に上げる方法はあるのですが、
アダルトチルドレン特有の考えが邪魔をして、
思うように時短化(スピードアップ)ができない人が多いのです。
400%の成果を上げる方法を紹介する前に
なぜアダルトチルドレンはこの方法を採用することができずに、1つの仕事にものすごい時間をかけてしまうのか、ということについて触れたいと思います。
(ちなみに私はACの方は「仕事が遅い」などとは思いません。ただ「丁寧(ていねい)なだけ」だと思っています。丁寧に時間をかけてひとつひとつを大事に仕事をしないと、漠然とした不安や恐怖を感じてしまうからだと思っています)
なぜACは仕事をこなすのに余計な時間が掛かってしまうのか
なぜアダルトチルドレンは仕事をこなすのに余計な時間が掛かってしまうのか?
これについて、私が思うのは
・ACは常に「いつか自分は責められるんじゃないか」と不安に感じている
・成果よりも「どう思われるか?」「どう見られるか?」の方が異常に気になる
こういった点があるから
・誰にも批判されないよう、完璧に仕上げるまで仕事を終えられない
・何に使うのか、簡単でいいのか、丁寧にする必要があるのかを確認せずに、すべてを完璧に仕上げてしまおうとする
という動き方をしてしまうのだと思っているのです。
例を挙げると
「◯◯という言葉について調べといて」
と頼まれて、辞書やネットで一生懸命調べた上で
パワポできれいな資料を作って提出したら、
聞いた人は「ちょっと知りたかった程度なのに」と複雑な顔をした…みたいな状況です。
こういう場合、相手に「何に使われるんですか?」「いつまでに必要でしょうか」などを事前に確認しておけば
「その人の変わりにネットで調べて、ちょっと読み上げるか、URLを貼り付けて送ればいいんだな」
ということがわかるはず。
でも、
・ACは常に「いつか自分は責められるんじゃないか」と不安に感じている
・成果よりも「どう思われるか?」「どう見られるか?」の方が異常に気になる
こういった点があるから
・誰にも批判されないよう、完璧に仕上げるまで仕事を終えられない
・何に使うのか、簡単でいいのか、丁寧にする必要があるのかを確認せずに、すべてを完璧に仕上げてしまおうとする
という行動を取りがち。
こういう作業をしているうちに
残業がやたらと増え、
いつまで経っても効率は上がらず、
だからといって仕事量は意外と少なめで、
評価もなかなか上がっていかない。
という事態に陥ってしまうのです。
で。ここで「パレートの法則を使って、作業効率を4倍(400%)UPさせる方法」が登場するのです。
(どう思われるか?叱られるのが怖い、という点に関しては、AC克服カウンセリングで問題を解決した、として…(*^^*))
ここでは、パレートの法則を使って、バリバリ作業効率をあげていくコツをお伝えします。
私も実際、カウンセリングでほぼ毎日満席(お休み月1日程度)の状態で、それでもブログ記事を書いたり、講座を受講してくれている仲間へのメッセージなどを日々書いています。
どのようにして作業効率をあげているかについて、この先を読み進めていただけたら嬉しいです。
パレートの法則を使って、作業効率を4倍(400%)UPさせる方法
実は。パレートの法則を使うと、こう考えることが可能なのです。
作業の80%は20%の時間で完成する。
つまり。
100分かかる作業があるとして。
80%の完成度まで仕上げるのには2割の時間(つまり20分)もあれば良い。
逆に
残り20%の仕事を完成させようと思うから、8割の時間(80分)が必要となる。
ということなのです。
で。実際私は、このブログについても
結構時短感覚で書き上げています。
つまり(お読み頂いてる方には失礼かもしれませんが)
誤字脱字や、推敲などを気にすることなく
ざざっと思うがままに書いてみて、
とりあえずある程度の体裁が整ったらさっさとアップしてしまおう、
こんな感覚で書いているのです。
(ちなみにここまでで約2,200文字程度を10分程度で書き進めてきました)
で。
こういう作業を続けたとして。。。
1日がかりで1つの仕事を終わらせていた人ならば、
それを20%(5分の1)の時間で、8割程度の完成まで持っていき、すぐさま次の仕事、次の仕事…とどんどん8割完成させていけば。
80%✕5種類の仕事をこなせば、作業量は400%になるのです。
もちろん仕事の内容によっては、
「一切のミスは許されない。完璧に仕上げないと」
というものがあるのもわかります。
ですが、何もかもをいつでもすべて完璧に仕上げなければならない、ということもないはず。
要は、
「この仕事は20%の時間で仕上げていいものか?それともより完成度の高いものを求められているのか」
ということを「仕事ごとに1つずつ考えること」が大切なのです。
パレートの法則で成功した企業の例
書いてて思ったのですが、散髪屋さんで「1,000円カット」というのがありますよね?
あれも
「20%の時間(10分間)で80%(とは思えない、と言っておきます(*^^*))の成果を出す」
ことを意識して大成功されているのです。
本来ヘアカットに一人当たり40分かかる、として、営業時間が8時間と考えたら(休憩は考慮せずに)一人の理容師が対応できるのは…12名。
これが1,000円カットの場合だと、48名もの方をカットできる、ということ。
48÷12で、まさに4倍の仕事量ができる計算になっているのです。
もちろんお仕事にはお客さまの満足度や価格面、いろんな要素があるので、ただ仕事量だけが増えればいいのか?ということは言えませんが、先程も書いたように
仕事ごとに「20%の時間でやるか、やらないか」を検討することが大事。
何でもかんでも無条件に「どんな仕事にも全力を注いで…」という考え方では、作業量ばかり増えて、成果が上がりにくい、ということになります。
さらに。
4倍の作業をこなすことが出来続けていくうちに。
仕事の質は上がっていく可能性も高まります。
修正はあとからできる
もちろん仕事の内容にもよりますが、仕事はあとからでも修正できるものも多いです。
資料の提出なども、一旦アウトラインとして80%の完成度のものを提出すれば、それでOKとなるものもあるでしょう。
訂正を指示されれば、その部分だけ後で直すと時間の効率は良くなります。
(私のブログ記事もそうです。ざっとアップして、読者の反応が良さそうなものはあとから手直ししています)
時間は有限です。
ぜひこのパレートの法則をうまく使いこなして、時短に挑戦してみてくださいね。
注:カウンセリングのお仕事だけは、時間も内容も100%以上を目指して取り組んでいます☆(*^^*)
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